KUMEさん評論
●まず、今までに無いジャケの鮮やかさにビックリ!
2曲のボーナス・トラックを入れて53分! 一気に聴き通した。 最初の曲は、まるでギターのような隣さんのキーボが印象的な序曲。 そして、個人的には最も気に入っている「ティアーズ・フォー・ライフ」! このメロディーがこのアルバムのテーマといってもいいくらいに胸に響く。 もしかすると、本当は隣さんのソロ・アルバムに収められるべき楽曲なのかもしれないが、ジャズでもクラシックでも環境音楽でもないインストの良さ。 それがこの曲。 和であり洋である。
そして、3曲目からはライブ音源となる。 「ナダズジャム」では、待ってましたの、ミッキーさん&マロンさんのツイン・ギター! 永い沈黙を破って、より進化を遂げたミッキーさんのラケンロー・ギターとエフェクトをかましたマロンさんとの絡み合いは、刺激的というより殆ど感動的! 常に変化をしてきただててんりゅうのサウンドだが、こんな展開を誰が予想しただろうか?
大好きな「日が暮れて」はもうすこしヴォーカルにエフェクト処理をした方がイイように思うのだがこのくらいのスピードが最高。「ハッピィー・ストーン(?)」、そして井上さんのヴォーカルによる「友達の唄」、スライドはミッキーさん! 「希望の丘」はマルコス・フェルナンデスっていう人のアイディアだろうか、”今”を感じられて嬉しい。
で、問題はボーナス・トラックの、ミッキーさんのヴォーカルによる「ラッキー・オールド・サン」! エェ~、、、、あの拾得テリーさんの訳詞で、久保田麻琴が唄った名曲がココで、しかもミッキーさんのヴォーカルで聴けるなんて、、、、。 正直、ミッキーさんがこんなに唄えるなんて全く知らなかった。 ギターの人だと思っていたので、、、もう、カッコ良すぎで、、、参りました。 & 最後はついについに「水たまり」! これは、もう誰もが知ってる(?)村八分の超名曲! ヴォーカルは当然、隣さん! 最高! 実は、この「磔磔」ライブの前に隣さんからメールが来て、「水たまり」の歌詞を教えて、、、と(^○^) で、チャーボーの遺稿集から歌詞を書き写してお送りしたのだが、、、、それがCDになるとは、、、、嬉しい限り。
(Kume2006)
Track List:
01 ハジメマシテ(1:08 )02 ティアーズ・フォー・ライフ(3:33)03 ナダズジャム(11:39)04 日が暮れて(6:46)05 ハッピィー・ストーン(8:02)06 友達の唄(5:48)07 希望の丘(6:45)●Bonus Tracks08 オールド・サン(6:01)09 水たまり(4:12 )
●total time(53.09)
Label: BANANA SONGSCatalog Number: WPR-1214Release Date Japan: 2006.5.25Formats: CD¥2,500(税込)